診療科

腎臓内科

責任者・診療科長 美馬 晶

診療案内

 腎臓内科では腎臓病の初期症状である尿、血液検査異常から末期腎不全まで様々な病期に対応します。腎臓病は急性腎炎、急速進行性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病など多くの病気がありますが、正確な診断と最適な治療を提供することを心掛けています。

外来受付

●平日(月〜金曜日)午前8時30分〜11時30分
●日・祝祭日・年末年始・創立記念日(11月5日)は休診

待ち時間 … 予約制を採用しており、予約優先で診察を進めさせて頂いております。
予約制 … 基本的に再診は予約制です。
紹介状 … 紹介状があれば事前予約できます。
スタッフ … 常勤医師3名

科長挨拶

 腎炎、ネフローゼなどの原発性腎疾患、また糖尿病に代表される生活習慣病や膠原病に伴う続発性腎疾患と腎不全を対象とした診療・教育を担当します。これら腎疾患の各病態に応じた治療、すなわち腎臓病のトータルケアを行っています。さらに、腎生検の適応のある患者さんには時期を逃さないように腎生検を施行し、病理組織に基づいた最適な治療を行います。

担当医紹介

氏名 専門分野 専門医資格

美馬 晶

 

腎炎、糖尿病性腎症、慢性腎臓病、透析療法

日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、 日本透析医学会専門医、日本老年医学会専門医、 日本医師会認定産業医、米国内科学会上級フェロー

渡瀬 謙仁

 

腎臓病

日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、日本透析医学会専門医、日本アフェレシス学会認定血漿交換療法専門医  

丹正 幸佑

 

腎臓病、透析療法

  

特長・特色

1.腎炎、ネフローゼ症候群

 腎生検組織に基づいた診断を行い、ステロイドなどの免疫抑制剤による加療を行います。IgA腎症に対する扁桃腺摘出術+ステロイドパルス療法も積極的に行っています。


2.慢性腎臓病(CKD)

  一定以上の腎機能低下あるいは尿、血液検査異常が3か月以上続いた場合を慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease: CKD)と定義します。CKDの原因には糖尿病や高血圧といった生活習慣病やメタボリックシンドロームが関わっている場合も多く、これらに関する治療も当科で積極的に行っています。ほとんどすべてのCKDに共通する治療法は血圧コントロールと蛋白質、塩分制限を中心とした食事療法ですが、これらについてはレニン・アンギオテンシン系阻害薬の導入と管理栄養士による栄養指導を行っています。また、腎臓病の正しい知識を身に付け、さらに生活習慣を見直していただく目的でCKD教育入院をコメディカルと共にチームで取り組んでいます。


3.急性腎障害(AKI)

 本院はがん拠点病院であり、さらに心臓・血管センターを有することから手術、化学療法や造影検査を行う症例が多数あります。このような侵襲による急性腎障害(Acute Kidney Injury: AKI)に関連するコンサルトも多くあります。


4.透析療法

 血液透析導入、外来維持透析、長期血液透析施行に伴う合併症の治療、他科入院症例の血液透析を当科で行っています。さらに最近、on-line HDFも開始しました。また、血漿交換、二重膜濾過血漿交換法、LDLアフェレーシス、白血球除去療法、末梢血幹細胞採取、腹水濾過濃縮再静注法等も各診療科との協力により施行しています。腹膜透析導入、管理もPDナースとともに行っております。


5.常染色体優性多発性嚢胞腎

 遺伝性の腎臓病の中で最も多く、日本人の4000人に1人が罹患していると言われています。腎機能低下により透析が必要になる患者さんが多いだけでなく、脳動脈瘤によるくも膜下出血、心臓弁膜症、肝機能障害を起こすこともあります。専門医による診察を行い、適応のある症例にはトルバプタンという腎嚢胞拡大抑制作用を持つ薬剤を導入します。


6.教育・研究

 当科は日本腎臓学会研修施設、日本透析医学会専門医認定施設、日本老年医学会認定施設であり、これら専門医の取得を目指す若い先生の教育を行っています。さらに、糖尿病性腎症進展・増悪メカニズムの解明に関する基礎研究、CKD進展予防をもたらす食材の開発研究とその臨床研究を近畿大学農学部食品栄養学科と共同で進めています。

その他

受診に関するお問い合わせは、E-mailでも受け付けています。

E-mail:infonara@med.kindai.ac.jp

関連リンク

近畿大学医学部奈良病院
630-0293 奈良県生駒市乙田町1248-1
TEL 0743-77-0880
E-mail: infonara@med.kindai.ac.jp