診療科

脳神経外科

(診療内容:脳神経外科・脊髄外科)

 
責任者・診療部長 片岡 和夫 教授

診療案内

 脳・脊髄・神経外科では脳脊髄疾患の外科治療を行っています。脳脊髄疾患には直接生命に関係する脳腫瘍・脳卒中・頭部外傷の他に、生命には直接影 響が及ばないが日常生活が快適に過ごせなくなる歩行障害や痛みなどを生じる脊椎脊髄疾患・機能的脳疾患があります。脳、脊髄は一旦障害されると回復が困難 な場合もあり、脳腫瘍・脳卒中については早期発見・早期治療を目指しています。また患者さんの満足度を重視した脊椎・脊髄疾患、顔面けいれん・顔面の激痛 (三叉神経痛)の外科治療行っています。重症脳卒中・重症頭部外傷・重症脊髄損傷については当院救命センターと連携し集学的治療を行っています。脳腫瘍・ 脳動静脈奇形については外科手術治療ばかりでなく当院放射線科と連携し最新鋭の装置を用いて定位的放射線治療を行っています。

外来受付

●月・水・金曜日 午前8時30分〜午前11時30分
●火曜日・木曜日 午前8時30分〜午前10時00分
●土曜日 午前8時30分〜午前11時

  日・祝祭日・年末年始・創立記念日(11月5日)は休診

 

専門外来受付(初診の場合は原則、紹介状が必要です)
・脊髄専門外来 
水曜日 午後1時〜午後2時30分(診察時間)
・血管内治療専門外来 
土曜日(第2・4週) 午前8時30分〜午前11時

受診にあたって… 予約制を採用しており、予約優先で診察を進めさせて頂いております脊椎
脊髄専門外来では当日MRI検査が可 能です。(紹介状と事前予約が必ず必要です。:問い合わせ先 当院 地域医療連携室)
予約制 …基本的には再診は予約制です


検査 …CT検査は当日可能です
MRIMRAは原則予約制です超音波エコー検査・脳血流シンチなどは受診後検査日を予約します
紹介状 …紹介状があれば事前予約できます

スタッフ …常勤医師3人

部長挨拶

 神経細胞の集まりである脳脊髄組織は一旦壊れてしまうと元の機能を取り戻すのは困難です。脳・脊髄・神経外科では病気で脳脊髄組織が壊れてしまう のを防ぐために手術(外科治療)で病気を治療します。生命をも脅かすような頭蓋内疾患(脳血管障害・脳腫瘍)から、日常生活に問題を生じるような脊椎脊髄 疾患、顔面のけいれん・顔面の痛み(三叉神経痛)、正常圧水頭症などの外科治療を行っています。治療に際して十分な説明を行い、患者さんのご理解を得たう えですすめています。 

診療実績

担当医紹介

氏名 専門分野 専門医資格
片岡 和夫

脳血管障害・脳腫瘍の集学的治療

日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
中西 欣弥 脊椎脊髄疾患・脳血管障害の集学的治療 日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
渡邉 啓 脳血管障害・脳腫瘍の集学的治療 日本脳神経外科学会専門医

各種疾患への治療

脳動脈瘤、脳動静脈奇形
脳動脈瘤:脳動脈に瘤が発生し、致死率の高いくも膜下出血の原因になります。脳動脈瘤クリッピング術、瘤内塞栓術(血管内外科)により治療しま す。脳動静脈奇形は脳内の動脈と静脈が病的に吻合してんかんの原因や脳内出血の原因になります。開頭による摘出や定位放射線治療により治療します。
脳動脈瘤破裂(クモ膜下出血 >詳しくはこちら)
●脊椎脊髄疾患(詳しくはこちら
頸椎椎弓形成術、頸椎前方除圧固定術、腰椎部分椎弓切除術、固定術、腰椎椎間板ヘルニア摘出術など
●良性脳腫瘍
成長のスピードの遅い良性の腫瘍であっても頭蓋内に発生する場合は、脳を圧迫し脳の機能障害ばかりでなく生命にも影響を及ぼします。患者さんのQOLを考慮し開頭腫瘍摘出術、定位的放射線治療 を選択します。
●悪性脳腫瘍
原発性悪性脳腫瘍は現在最も治療が困難な疾患の一つです、開頭腫瘍摘出術、放射線治療、化学療法など最新の知見を基に集学的治療を行います。
●転移性脳腫瘍
癌などの悪性腫瘍は脳や頭蓋骨に転移をする事があります。腫瘍内科・放射線科と連携して最善の治療法を選択します。開頭腫瘍摘出術、定位的放射線治療、放射線治療、化学療法など
●顔面けいれん、三叉神経痛
正常の脳血管が正常の脳神経に接触することにより顔面けいれんや三叉神経痛が発生します。合併症を最小限にかつ最大の効果を目標に神経血管減圧術を行います。
●正常圧水頭症
脳脊髄液の循環障害により脳機能が低下し歩行障害を起こす病態で脳脊髄液循環障害を改善するシャント治療で症状が良くなる場合があります。
●慢性硬膜下血腫
外傷などを契機として頭蓋内の硬膜下腔に液状化した血腫がたまり脳を圧迫し脳機能が低下します。血腫を抜くことで症状が良くなります。
●脳梗塞・頸部頸動脈狭窄・もやもや病
脳 梗塞は脳を栄養する脳動脈が閉塞することにより起こる病気です。脳・脊髄・神経外科では脳梗塞急性期に脳梗塞の病態が悪化しないように治療を行います。ま た脳梗塞の原因となる頸部頸動脈狭窄に対する経皮的血管形成術(血管内外科)・内頸動脈内膜剥離術を行います。また、脳動脈が進行性に閉塞していくもやも や病に対する頭蓋内外血管吻合術を行います。
●脳内出血
高血圧などが原因で脳内出血を生じます。CT・内視鏡ガイド下血腫吸引術、開頭血腫除去術を行います。

実施している検査と検査機器について

[外来でできる検査]

CT
X線を用いて脳の断層像が撮影できる検査。脳内出血、脳梗塞や頭部外傷の検査
3D-CT 血管造影
CTを用いて造影剤を静脈注射し脳血管の異常などの検査
MRI
磁場により脳の断層像が撮影できる検査。脳梗塞、脳腫瘍、脊椎脊髄疾患等の検査
MRA
MRIを用いて主要な脳血管の検査
脳血流シンチ(SPECT)
アイソトープを用いて脳の血流を測定する検査
超音波検査(エコー)
超音波で頸部頸動脈の検査

[入院が必要な検査]

脳血管撮影
脳血管の異常を詳細に調べます。
脊髄造影検査
脊椎・脊髄疾患の治療方針を決めます。
タップテスト
正常圧水頭症に対するシャント治療の適応を決めます。

脳神経外科からのお知らせ

その他

受診に関するお問い合わせは、E-mailでも受け付けています。

E-mail:infonara@med.kindai.ac.jp
近畿大学医学部奈良病院
630-0293 奈良県生駒市乙田町1248-1
TEL 0743-77-0880
E-mail: infonara@med.kindai.ac.jp