真皮縫合コンテスト


研修医 水元理恵(2018年度採用)

 「はじめてください」この一言で国家試験以上に緊張する10分間が始まります。

毎年1回、大阪大学消化器外科の主催で「真皮縫合コンテスト」が開催されています。

これは若手医師の縫合技術の向上を目的として開催されているコンテストで、関西の病院に勤務する何百名もの研修医、若手医師が参加します。もちろん奈良病院も参加しています。
初期研修医と若手外科医部門に分かれ、10分間で8針以上が必須となります。手の動きや姿勢、縫い目の美しさ、縫う速さ等が審査され、予選、本選へと絞られていきます。

 このコンテストが中々の真剣勝負で、会場も熱気に包まれます。4~5人の審査員の先生方に周りを取り囲まれ、縫合している手元を凝視されながら縫っていくという、普段とは異なる、中々経験することのない状況。緊張のあまり手の震えが止まらない人も大勢見かけられます。それでも、皆日頃の練習の成果を発揮しようと懸命に取り組みます。

 今年のコンテストでは奈良病院からは初期研修医3名が本選に進むことができました。これもハンズオン講習会を頻繁に開催していただける環境や熱心に指導してくださる外科の先生方の存在があってのことといえます。本当にありがとうございました!