NPPV講習会に参加して

研修医 樋口 敦(2016年度採用)

 今日は医療安全管理部主催のNPPV講習会に参加しました。

 NPPVとは、非侵襲的陽圧換気(noninvasive positive pressure ventilation)の英語の略称で、文字通り『非侵襲的に』行う陽圧換気(人工呼吸)のことです。名称は聞いたことがありましたし、実際にNPPVを受けておられる患者さんを見かけたこともあるのですが、マスクのつけ方の実際や皮膚トラブル・感染症対策等々、具体的なことに関してはチンプンカンプンでした。

 今回の講習では、講堂で15分程度の講義を聴いたあと、別室に移動し、実際の機器を使用して、マスクフィッティングのコツやリーク時の対応などを、参加者が実施者・被験者となって経験することができました。またNPPVに関連して、胸部画像の見方や感染対策についても改めて勉強でき、充実の講習会でした。NPPVのことならまかせなさいっ・・・と言えるよう頑張りたいと思います。

ME部より

ME部 臨床工学技士 小山和彦

 NPPVマスクフィッティング方法の研修会に参加していただきありがとうございました。
 NPPVマスクの不適切な装着は顔面圧迫・不快感・MDRPU(医療関連機器圧迫創傷:Medical Device Related Pressure Ulcer)等の合併症の原因になります。研修会はマスク装着に伴う合併症を減少させるための正しい装着方法、皮膚トラブル予防のスキンケアを実技形式で学んでいただこうと考え開催しました。
 研修会の講師はNPPVに関わる臨床工学技士、皮膚・排泄ケア認定看護師、放射線技師、感染管理認定看護師、集中ケア認定看護師と多くの専門職が参加者に対して横断的に講義を行いました。このように多職種が集まり研修会を実施できるのは職種間の垣根が低いからです。多職種による研修会でのコミュニケーションが職種間理解を高め、良い相互作用が生まれることは質の高い医療を患者さんに提供することに繋がります。
 今回は技術職員と看護師で構成された研修でしたが今後は医師、研修医、他のスタッフにも講師として参加してもらい面白い研修を開催したいと思います。研修医の先生方もいつかは講師として参加してくださいね。