呼吸器外科

 

責任者・診療部長 塩野 裕之 教授

診療案内

  当科は、呼吸器(肺、縦隔、胸壁、横隔膜)の疾患に対する外科治療に特化した診療科です。対象となるおもな疾患は、肺癌、縦隔腫瘍(胸腺疾患)および気胸に対する外科治療です。身体に負担の少ない外科治療をめざす一方で、進行した悪性腫瘍では、がん診療連携拠点病院として関連科と密に連携をとり、抗癌剤治療や放射線治療を組み合わせるなど集学的治療を行います。

外来受付

●平日(月~金曜日)午前8時30分~午前11時30分
●土曜日       午前8時30分~午前11時
●日・祝祭日・年末年始・創立記念日(11月5日)は休診

自然気胸など緊急を要する場合は、随時対応いたしますので、外科外来に電話連絡ください。
スタッフ … 常勤医師3名。

部長挨拶

 近年、増加の著しい肺癌など呼吸器疾患に対するニーズに応え、平成21年7月から診療を開始しました。県下では、4番目の呼吸器外科標榜病院となります。ご高齢の患者さんや、心臓が悪い、糖尿病があるなど他の病気をお持ちの患者さんでは、それぞれの主治医と相談しながら手術にあたります。手術だけではよくならない癌や感染症の患者さんには、呼吸器科や腫瘍内科、放射線治療科とチームを組んで治療にあたります。

担当医紹介

氏名 専門分野 専門医資格
塩野 裕之 呼吸器外科一般とくに肺癌外科治療、縦隔腫瘍、胸腺疾患、内視鏡(胸腔鏡)手術 日本外科学会指導医・外科専門医、日本呼吸器外科学会指導医、呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医、日本胸部外科学会認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医
楠本 英則 呼吸器外科 日本外科学会外科専門医、呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医
高畠 弘幸 呼吸器外科 日本外科学会外科専門医

特長・特色

●早期肺癌
腋の下に1~3㎝の穴を3、4個あけて、胸腔鏡(カメラ)を挿入し、患者さんの胸の中をモニター画面で見ながら手術を行います(胸腔鏡手術)。
●進行肺癌
外科治療に加え、院内関連科との円滑な連携のもとでの化学療法や放射線治療などを組み合わせた集学的治療を行います。
●自然気胸
重症の場合はすぐ入院していただきドレナージ処置を行います。
手術が必要な場合は、数日のうちに主に胸腔鏡による手術を行います。
●転移性肺腫瘍(転移性肺癌)
大腸癌や乳癌などからの肺転移に対しては、関連診療科と連携しながら、なるべく身体に負担の少ない手術方法を検討します。
●重症筋無力症
無理なくできるだけ多くの胸腺を摘出する(拡大胸腺摘出術)ために、工夫を加えた独自の胸腔鏡下手術を行っています。
●胸腺腫などの縦隔腫瘍
初期の場合や診断には胸腔鏡手術を、進行した腫瘍の場合は、抗癌剤や放射線を組み合わせて治療します。

その他

●内視鏡外科手術ハンズオン講習会の開催

   若手外科系医師、臨床研修医1・2年目、手術室看護師を対象に講習会を開催しています。