整形外科・リウマチ科

責任者・診療部長 戸川 大輔 教授

診療案内

 整形外科・リウマチ科では整形外科疾患一般とリウマチ性疾患を担当しています。

外来受付

●平日(月~金曜日)午前8時30分~午前11時30分
●土曜日       午前8時30分~午前11時
●日・祝祭日・年末年始・創立記念日(11月5日)は休診

土曜日に関しては、紹介患者のみとさせて頂きますので、ご了承くださいますようお願い致します。

他院の受診歴があれば紹介状(画像データ)を持参してください。

待ち時間
… 予約制を採用しており、予約優先で診察を進めさせて頂いております。
予約制 …基本的には再診は予約制です。
紹介状 …紹介状があれば事前予約できます。
スタッフ … 常勤医師5人。

部長挨拶

整形外科では、筋骨格系(筋肉・骨・靱帯・関節など)の診断と治療を担当します。
当院スタッフの専門分野は、脊椎・脊髄、下肢関節(股関節・膝関節)、関節リウマチ、骨粗鬆症、外傷などで、整形外科に受診する多くの患者様の症状を丁寧に診察します。
つらい痛みや機能障害にやさしく対応しながら、整形外科専門分野の知識を生かし的確に診断します。治療方針は患者様とご家族と十二分に相談し選択します。
スタッフは日々研鑽し最新かつ最善の治療を施せるように努力しています。

主な診療実績(2020年4月1日現在)

手術実績

手術の内訳 件数
2018年度 2019年度
人工関節 股関節 24件 20件
膝関節(UKA含) 86件 84件
骨関節外傷関連(椎体形成術以外) 211件 247件
脊椎関連(椎体形成術含) 22件 130件
関節リウマチ関連(指人工関節含) 8件 15件
腫瘍関連 4件 13件
その他(腱鞘切開,手根管開放など) 75件 56件
合計 430件 569件

関節リウマチの薬物療法

2019年1月1日時点 2020年4月1日時点
生物学的製剤(内バイオシミラー) 161名(6名) 204名(116名)
JAK阻害剤 36名 56名
合計 197名 260名

担当医紹介

氏名 専門分野 専門医資格
戸川 大輔 脊椎脊髄外科 日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
神谷 正人 関節リウマチ
関節疾患
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
日本骨粗鬆症学会認定医
森 成志 下肢人工関節手術
関節鏡手術
日本専門医機構認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
山崎 顕二 脊椎脊髄外科
骨粗鬆症
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
日本骨粗鬆症学会認定医
森竹 章公 整形外科一般 日本整形外科学会認定整形外科専門医
青山 真吾 整形外科一般 大学院生

各種疾患への治療

脊椎脊髄外科

脊柱管狭窄症などの脊椎変性疾患を中心に、さまざまな脊椎疾患を治療します。問診、診察、画像診断から症状の原因を診断し、保存治療が適切な場合には保存治療を、手術が必要な場合には適切なタイミングで手術治療を行います。特に再手術例など難治性症例や重篤な神経障害例には、ナビゲーションや神経モニタリングを用いて安全かつ有効な手術を行います。骨粗鬆症や溶骨性腫瘍(骨髄腫など)による椎体骨折の低侵襲治療(BKP: バルーンカイフォプラスティー)に力を入れています。また腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法も当院で行うことができます。
・脊椎変性疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症)
・骨粗鬆症・溶骨性腫瘍(椎体骨折、骨髄腫、転移性脊椎腫瘍など)
・脊椎外傷(脊椎脱臼、骨折)
・脊柱変形(成人脊柱変形、思春期側弯症)
・靭帯骨化症(後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症)
・脊髄腫瘍(神経鞘腫、髄膜腫)

下肢関節外科

術後の痛みが少なく手術翌日から歩行可能な早期回復治療により、高い関節機能の獲得を目標に取り組んでいます。人工膝関節手術では、傷んだ箇所だけを治療する単顆人工膝関節(UKA)や自己の靱帯をすべて温存するBCR-TKAを積極的に取り入れています。
・変形性膝関節症
・変形性股関節症
・スポーツ障害(十字靱帯再建術、半月縫合術、骨軟骨修復)
・関節リウマチ,感染性関節炎
膝関節血小板多血漿(PRP)療法(保険適応外(自費診療))
 自己の血液から作成したPRPを関節内へ注射するPRP療法を行っています。
 PRP療法は再生医療としての認可を受けており、膝関節症に対する手術をしない治療法の1つです。
 当院ではPRPの中でも濃度を高め効果を増幅させたAPSも導入しており、症状に応じて使い分けも行っております。

関節リウマチ

リウマチ専門医による的確な診断後,スクリーニング検査(採血・採尿,全身CT,胸部及び各関節XP)にて薬物治療開始前の全身状態を評価.患者の疑問や不安(薬物治療に期待される有効性,起こりうる有害事象,医療費など)を確認・説明しながら,
一人一人に則した目標達成に向けた治療(Treat to Target)を展開.既往や合併症には,常に内科医と連携しながら適切かつ積極的な薬物療法,理学療法,装具療法を導入.更に整形外科医ならでは,適切なタイミングでの手術療法によりQuality of life獲得を目指す
・最新薬物療法 生物学的製剤,JAK阻害剤
・外科的治療:人工股関節,人工膝関節,関節形成手術,腱移行術など

骨粗鬆症

寝たきりの原因となる脊椎骨折や大腿骨骨折のための予防を念頭において治療します。最も精度の高い二重エネルギーX線装置であるDXEAと、HSA(大腿部強度評価)、TBS(腰椎海綿骨構造評価)、骨代謝マーカーなどを用いて評価し、一人一人に適した薬物療法の選択・食事や運動などの生活指導を行います
・最新薬物療法:従来の骨吸収抑制剤から最新の骨形成促進剤スクレロスチンまで選択
・外科的治療:脊椎椎体骨折の低侵襲治療(BKP:バルーンカイフォプラスティー),最小侵襲脊椎安定術(MISt:minimally invasive spine stabilization)など

整形外科で手術を受けられる患者さんへ

(日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について)
この度,近畿大学奈良病院整形外科では,当科で手術を受けた患者さんの診療情報を用いた研究を2020年4月1日より実施することになりました。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また,患者さんのプライバシーの保護については法令等を遵守して研究を行います。患者さんの資料・情報について,本研究への利用を望まれない場合には,担当医師に御連絡ください