腫瘍内科

セカンドオピニオン外来

セカンドオピニオン外来とは

 「セカンドオピニオン外来」とは「主治医以外の医師の意見」を聞き、今後の治療に役立てていただくことが目的の外来です。現在治療されている医療機関の主治医から十分説明を受けられることが大切なことですが、患者様が十分納得して治療を受けるために、主治医以外の別の医師からも意見を聞いてみたいと思われた場合に、日本臨床腫瘍学会専門医がそれを支援致します。

他院で一通りの検査を既に受けておられ、その検査結果をもとに、治療方針のご相談をお受けする場合には、できるだけ時間的に余裕を持った対応をさせていただくため、原則として、セカンドオピニオンとさせていただいております。ただし、お話をお伺いさせていただいた結果、5分程度の短時間で問題が解決したり、治療方針の判断のために追加の検査等が必要となった場合には、診察医の判断で通常の保険診療に切り替えさせていただくことがありますので、あらかじめご了
承下さい。

相談をお受けできる方

 現在、他の医療機関に受診されており、がんと診断された患者様、またはそのご家族。なお、セカンドオピニオン外来では相談のみを扱
い、診療行為(検査・投薬・治療など)は行いません。
また、以下の事柄については、相談を受け付けておりませんので、ご了承の程お願い致します。
・現在受診中の病院や主治医に対する苦情
・医療過誤及び訴訟を目的としたご相談
・診療費についてのご相談

対象疾患

肺癌・乳癌・大腸癌・胃癌・膵癌・原発不明癌

相談日時

火曜日から金曜日までの午後1時以降で予約制
*相談時間は1時間までとさせていただきます。

当日ご持参いただくもの

 できるだけ診療情報提供書(紹介状)・検査資料(X線フィルム・血液検査データなど)をお持ちください。

相談費用

 1回30分まで10,800円(消費税込み)です。
30分から60分までは21,600円となり、最長1時間までとさせていただきます。

予約方法

 完全予約制です。予約は地域医療連絡室で受け付けております。

その他

 セカンドオピニオン外来は紹介元の主治医へ報告書を記載させていただきます。これを参考に患者様の今後の治療について主治医とご相談ください。

お申込み・問合せ先

  〒630-0293 奈良県生駒市乙田町1248-1
近畿大学奈良病院 患者支援センター
電 話 0743-77-0880
FAX  0743-77-0902
 

遺伝子検査・遺伝カウンセリングについて

●遺伝子検査
 医学の進歩により手術や内視鏡検査などで採取した細胞の一部や血液を用いて遺伝子の状態について詳しく調べることができるようになり、当院の腫瘍内科の診療でも、胃癌、大腸癌、肺癌、乳がんなどで日常的に遺伝子を検査して、治療薬を選択するようになっています。またGIST等遺伝子検査が診断の決め手となる腫瘍もあります。

遺伝子検査で検出される遺伝子異常には一代限りの異常と親から子に伝わっていく異常の2つのタイプがあります。

 遺伝子検査により親から子に伝わっていくタイプの異常が見つかった場合に、患者さんやご家族の心に強い負担が生じる場合があり、必要に応じてカウンセリングを行います。親から子に伝わっていく可能性のある遺伝子異常で代表的なものに乳がんで多く見られるBRCAの変異が知られており、当院でも積極的に対応しています。

 がんゲノム医療に関連した次世代シークエンサー等を用いた研究段階の遺伝子検査も多くの種類があり、詳細をお知りになりたい方は主治医の先生にお尋ねください。他科で加療中の患者さんも必要があれば主治医の先生を通じて予約により腫瘍内科でご相談に応じることも可能です。
なお、より詳しい検査が必要となった場合、大阪狭山にある近畿大学附属病院と連携して検査させていただく場合があります。

●遺伝カウンセリング(当院のがん患者さんのみ)
 腫瘍内科外来にて、月1回遺伝カウンセリング外来を開催しております。受診には主治医からのご紹介が必要になります。
まずは主治医もしくはがん相談支援センターにお申し出下さい。