バイスマ

効果・効能

バイスマは、バイアグラと同じ成分・シルデナフィルで作られたジェネリック医薬品です。

「性欲を感じるのに性器が反応しない」「勃起できても最後まで硬さを維持できない」など、EDのあらゆる症状に有効。
勃起を妨げている酵素・PDE-5（ホスホジエステラーゼ5）の働きを阻害し、血流の増強を促すcGMP（環状グアノシン一リン酸）の活性をサポートします。

服用からおよそ5時間は作用が継続し、一度射精しても複数回の勃起が可能です。
ただし強制的に勃起させる働きはなく、自発的な性欲がなければ勃起は起こりません。

用法・用量

バイスマは服用から30分ほどで効き始め、1時間後に作用のピークを迎えます。
性行為時に適切な効果を得るためにも、服用は性行為の直前ではなく1時間前までに済ませておきましょう。

バイスマの服用は、1日1回までです。
一度服用したら、次の服用までは24時間以上の間隔を空けてください。

食前または空腹時に服用してください

バイスマの有効成分は腸壁から吸収されます。
腸内に未消化の内容物があると、吸収が阻害され効果の発現が遅れる・作用が弱まるといった弊害が起こります。

本来の勃起作用を発揮させるには、食事の30分以上前または、空腹時の服用を心がけましょう。

半錠に分割して50mgとして服用できます

バイスマには、シルデナフィルが100mg配合されています。
これは国際規格の最大量で、日本ではシルデナフィルの一日あたりの最大摂取量は50mgまでとされています。

用量が多いと感じる場合は、錠剤をピルカッターやハサミなどで分割し、2分の1錠（50mg）ずつ服用してください。

参照

バイスマの効果・効能、用法・用量について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「バイアグラ」

副作用

いずれも血行促進作用による影響で、効果の消失ともに治まっていきます。
過度な心配は必要ありませんが、頭痛や鼻づまりを軽減したい場合には、市販の鎮痛剤や抗アレルギー薬を併用してください。

重篤な症状として、持続勃起症（プリアピズム）や血圧の急激な低下、視覚異常が報告されています。
体調に異変を感じる・体調不良が長時間続くと言った場合には、医療機関を受診してください。

多量摂取やアルコールとの併用は副作用を強める恐れがあります

バイスマをアルコールを同時に摂取すると、有効成分の代謝に時間がかかるため副作用の発症リスクを高めてしまいます。

また血行促進作用が増強されているため、少しの飲酒でも酔いやすい状態です。
過度な酔いはEDを増長させるため、バイスマを飲む時はアルコールを控えてください。

禁忌・注意

急激な血圧低下を起こす恐れがあるため、高血圧治療薬との併用は禁止されています。

使用上の注意

※以下の症状がある人は、バイスマを服用できません。

• シルデナフィルにアレルギーの既往歴がある
• 心血管系の機能に障害があり、性行為による負担が懸念される
• 低血圧または高血圧
• 重度の肝機能障害がある
• 直近6ヵ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞を発症したことがある
• 網膜色質変性症、狭心症、原発性肺高血圧症を患っている

※以下に当てはまる人は、バイスマの服用に注意が必要です。

• 高齢者、未成年者
• 陰茎に欠陥がある
• 鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病、出血性疾患または消化性潰瘍、肝障害（脂肪肝など）を患っている
• 併用注意薬（リトナビル、エリスロマイシンなど）を服用している

参照

バイスマの副作用、禁忌・注意について、以下のサイトを参照しました。

• KEGGデータベース「シルデナフィル」

参考サイト

• フリー百科事典 ウィキペディア「シルデナフィル」