アバナ

効果・効能

アバナは、第4番目のED治療薬・ステンドラのジェネリック医薬品です。
ステンドラと同じアバナフィルを有効成分に含んでいるため、同様の効果が得られます。

バイアグラやレビトラ、シアリスの後に開発されたこともあり、これらのデメリットを解消してメリットだけを残したハイブリットなED治療薬です。
服用後15分ほどで性行為が可能になったという報告があるほど即効性に優れています。
また副作用が出にくいという特徴も。

通常勃起は、性的興奮や刺激によって血管が広がり血の巡りが良くなることで、男性器にある海綿体という組織が血液を吸収して硬くなることで起こります。
しかしEDの人は性的興奮や刺激を感じても上手く血管が開かないため、血液の量が増えずに勃たなくなるのです。

アバナに含まれているアバナフィルは血管の拡張をサポートする作用があります。
血管が広がると自然と血液量が増えるため、海綿体は血液を吸収できて勃起が可能となります。

用法・用量

1回あたりの用量は最大200mg（50mg＝4錠分、100mg＝2錠分）まで増量可能です。
アバナフィルは大柄な外国人に向けて開発された商品であるため、小柄な日本人は少量でも効果を発揮します。
初めて服用する場合は50mgから服用してみましょう。
効果を感じられない場合は次の服用時に飲む量を増やしてください。
次の服用までは24時間以上の間隔をあけましょう。

空腹時に服用しましょう

アバナは食事の影響を受けにくいED治療薬です。
しかし完全に食事の影響を受けないわけではなく、脂質分の高い食事だと胃に膜を張り、食事の量が多いと消化に胃の働きがあてられてしまいアバナの吸収が阻害されてしまいます。

食事をしつつアバナを服用するのであれば、食事の30分ほど前にアバナを服用するか、空腹状態となる食後2時間後にアバナを服用しましょう。
食事をする前にアバナを飲むのであれば何を食べても問題ありませんが、食後にアバナを飲む場合は食事の内容に気をつけましょう。
脂質の多い食事やこってりとした食事をとってしまうと消化に時間がかかり、2時間以内に空腹状態にならず成分の吸収に影響が出てしまいます。

副作用

アバナは先発薬と比較して副作用が出にくくなっています。
しかし作用の関係上、上記のような症状は出てしまうことも。
症状は軽い場合がほとんどで時間の経過とともに症状は落ち着いてきます。
副作用が長期化したり重症化する場合は危険ですのでただちに病院を受診してください。
また性行為中に胸に痛みを感じた場合も行為を中断して医師に診てもらいましょう。

重篤な副作用として急激な視力の低下や勃起が長時間続く持続勃起症などが報告されています。

禁忌・注意

血中濃度が高まり副作用が出やすくなったり血圧が乱れたりして危険です。

次の該当する人はアバナを服用できません。

• 心臓に障害があるなどして性行為が不適当とされている人
• 6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞を起こした人
• 肝臓に重い障害のある人
• 血液透析が必要な腎臓障害のある人
• 低血圧またはい高血圧の人
• 狭心症のある人
• 網膜色素変性症の人
• 非動脈性虚血性視神経症の人
• 女性

使用上の注意

アバナと併用する時に気をつけなければならない医薬品があります。
併用する時は医師に確認を取ってください。

• 降圧剤
• CYP3A4誘導薬

これらの他に常用している薬があり、併用に不安を感じる人は医師に相談しましょう。

アバナの服用にあたり注意が必要な人がいます。
服用前に医師に相談をしておきましょう。

• 高齢者
• 未成年者
• 肝障害のある人
• 腎障害のある人
• 陰茎に構造上の欠陥がある人
• 鎌状赤血球性貧血の人
• 多発性骨髄腫の人
• 白血病の人
• 出血性疾患または消化性潰瘍の人

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• フリー百科事典 ウィキペディア「アバナフィル」