スノビトラ

効果・効能

スノビトラは、即効性を誇るED治療薬・レビトラのジェネリック医薬品です。
有効成分・バルデナフィルが、EDの原因酵素・PDE-5（ホスホジエステラーゼ5）を阻害します。

勃起は、性欲を受けて男性器周辺の血流量が増えることで起こります。
しかしEDになるとPDE5が血行促進を阻害し、性的興奮を感じても十分な硬さに勃起しません。

バルデナフィルはPDE5の働きを抑制し、勃起に必要な血流を増強。
男性器へ血流が集まりやすくなるため、勃起しやすい状態をサポートします。

ED改善率85％以上！

国内で行われたバルデナフィルの臨床試験では、10mg服用で85.3％、20mg服用で86.4％といずれも85％以上という高い有効性が証明されています。

用法・用量

スノビトラは服用から15～30分ほどで効き始め、45分後に作用のピークを迎えます。
ここぞというタイミングで確実に勃起を得るためには、性行為の約1時間前に服用しましょう。
服用回数は1日1回と定められているため、次の服用までは24時間以上空けてください。

スノビトラとアルコールには血管拡張作用があり、相乗効果によって副作用が強く出る場合があるため危険です。 スノビトラを服用する日は、アルコールの摂取を控えるか飲酒量を抑えましょう。

服用量で作用時間が異なります

作用時間は10mgで4～5時間、20mgで8～10時間と用量で変化します。
ED改善率は10mg・20mg共に85％以上のため、用量の選び方に悩んだ際は作用時間を参考にしてください。

人によっては20mgは用量が多く、副作用を増長する場合があります。
初めて服用する場合は半分に分割し、10mgから服用しましょう。
効果を得られない、かつ副作用が発現しない場合は、次回服用時から増量が可能です。

空腹状態での服用が推奨されています

有効成分は、胃や腸に内容物が無い状態でもっともスムーズに吸収されます。
スノビトラの効果を十分に得るためには空腹状態での服用を心がけましょう。

スノビトラは食事の影響を受けにくいと言われていますが、カロリーが高い食事の後に服用すると効果の発現を妨げてしまう場合があります。
食後に服用する際は、700kcal未満で脂質が23.3g以下のメニューを選んでください。

副作用

スノビトラは即効性に優れている分、副作用が出やすいという特徴があります。
症状は時間の経過とともに治まりますが、体調不良が続く・症状が悪化する場合は、医療機関を受診して下さい。

頭痛や鼻づまりの対応策として、鎮痛剤や鼻炎薬の併用が可能です。
鎮痛剤や鼻炎薬がスノビトラの効果を妨げることはありません。

重篤な症状が報告されています

• 持続勃起症
• NAION
• 意識喪失

性的興奮が無い状態で勃起が続く、急激に視力が低下した、意識が朦朧とするなどの症状が出た場合は、ただちに医療機関を受診しましょう。

グレープフルーツやセロリに注意してください

グレープフルーツやセロリに含まれるフラノクマリン類は、スノビトラの副作用を強める危険性があります。
フラノクマリン類は、有効成分を分解する酵素の働きを妨げます。
スノビトラと併用すると、本来なら分解されるはずの成分が体内へ吸収されてしまい、成分の吸収量が大幅に増加するため副作用が増強してしまいます。

スノビトラを服用する際はフラノクマリン類を摂取しないよう、飲料や食事に注意しましょう。

禁忌・注意

服用している薬がある場合は、スノビトラを服用する前にかかりつけ医に相談してください。

※以下の症状がある人は、スノビトラを服用できません。

• バルデナフィルにアレルギーの既往歴がある
• 心血管系の機能に障害があり、性行為による負担が懸念される
• 低血圧または高血圧
• 重度の肝機能障害がある
• 直近6ヵ月以内に脳梗塞・脳出血・心筋梗塞を発症したことがある
• 網膜色質変性症、狭心症、原発性肺高血圧症、先天性不整脈を患っている

※以下に当てはまる人は、スノビトラの服用に注意が必要です。

• 高齢者、未成年者
• 陰茎に欠陥がある
• 鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病、出血性疾患または消化性潰瘍、肝障害を患っている
• 併用注意薬（リトナビル、エリスロマイシンなど）を服用している

参考サイト

本商品の詳細は、海外メーカーの商品情報の翻訳および以下のサイトを参考に編集しています。

• KEGGデータベース「バルデナフィル」
• フリー百科事典 ウィキペディア「バルデナフィル」